copepodaのブログ

観劇、スカステ、DVDなどの感想をつづる。

その他:娘役の動向に対する個人的見解①

大層な題名を掲げてはみたものの、男役に比べると娘役はまだ見分けがついていない状態である。
なので、主にトップ娘とその周辺の人事に関して思うことをつづる程度のものになる。


来年は花組:花乃ちゃん退団、ゆきちゃんのトップ娘就任、宙組:みりおんの退団と、娘役の交代予定が詰まっている。


花乃ちゃんは96期というせいで色々言われていたが、個人的にはそもそも好みでないので正直どうでもよい。
むしろ、いじめ問題が実際のところどうであったとしても、訳アリの娘役を引き取って批判にさらしっぱなしでギクシャクした雰囲気を滲み出させてしまった劇団と、許容量の少なさが露呈してしまったみりお君にとってマイナスの人事だったと思う。
とはいえ、みりお君は花組に移ってから良作というか、適した脚本を当ててもらえていないので、(いじめ問題の真偽は別として)苦手なタイプの相手役に、苦手(であろう)タイプの脚本を当てられ、実は非常に不運な人なようにも感じる。
現在公演中の「金色の砂漠」では、ヘタレ・俺様系・鬼畜(腕相撲は弱そう)と、みりお君の魅力が久々に堪能できそうで期待値が高い。
横に反れたが、花のちゃん、とりあえずお疲れ!
しかし、在団中に「宝塚の綾瀬はるか」みたく宣伝したせいで、退団後のメディア露出は難しい気がする。
誰かに例えられた時点で二番煎じだし、上位互換がいるのだから、必要性が薄いのは必至。劇団の広報はアホなのか?退団後の生活のことは何も考えてあげられないのか?


宙組。
みりおんは好きな娘役、かつ、まぁ様と息がぴったり合っているので、添い遂げでもよかったと思う。
とはいえ、まぁみりが同時に抜けられたら、がくんと戦力ダウンするのも目に見えている。そうすると、トップには一人ずつ抜けてもらう方が、組にとっては良いのかもしれない。
個人的には添い遂げよりも、ヒロインに慣れた娘役が次トップを支える意味で、と2、3作組んで退団する方が混乱が少ないように思う。
なので、色々あって結果的に残っていたのだろうけれど、みりおんの在留によって今の結束した宙組があるといっても差し支えないレベルだろう。
宝塚でみられなくなるのは寂しいけれど、「王妃の館」楽しみで仕方がない!
すでに東京4枚抑えた!まだ増やすぜ!千秋楽、おそらく中継も行くぜ!


で、次はうらら嬢でいいのかな?


やたら押されている星風まどか氏は「バンパイア・サクセション」で苦手になり、子ルドは悪くなかったけど少年には見えず、「バレンシアの熱い花」のマルガリータも小学生みたいで、「HOT EYE!」はうらら嬢の出せない高音パートを担当していたけれど、歌い方とかが完全にみりおんのパクリで、ますます苦手感が加速中である。
まぁ様、真風と並ばれても、幼女誘拐にしか見えない。
でも、意外とみりお君と合うんじゃないかな?
「あたいすごいんだぞ!」とキャンキャンやかましい小娘を冷たい視線で凍り付かせるみりお君。悪くない…。この子歌はうまいしね。真似を止めて、ぶりっ子をぶりっ子芸にまで昇華させれば結構いい線行く気がする。