copepodaのブログ

観劇、スカステ、DVDなどの感想をつづる。

宙組:神々の土地/クラシカルビジュー④

「クラシカルビジュー」
所見では題名の意図がよくわからなかったのだが、回を重ねるごとに
「昔からの宝石」=「星空」(≒宙組)をかけているのかなと思うようになった。


そして幼少の頃のある記憶との類似性を感じる。
それは 「沼の宝石」という劇。
河童の一族に沼の中に隠されている宝石が山賊に盗まれ、
蝶々の助けを借りて星空に上がり、本来の輝きを取り戻して煌々と光る、というもの。
ストーリーは違うけれど、星空と宝石で微妙に既視感。


それはさておき、クラシカルビジュー。
オープングでまぁ様がどこから出てきているかがわかりにくいのだが、
2階席で見たときに発見。
トップスター的な大股歩きではなく、下級生と一緒にちょこちょこ走りで登場している。
これは2階席からでないと見られない。貴重な瞬間である。
そして様々なビジューたち。歌詞と登場の順番がアメジスト以外揃っていないあたり、
宝塚・宙組カラー、うらら嬢のヒロイン的ポジションが伺える。
今回の公演で、神輿なり人を持ち上げるときに、必ずカケル兄が入っているあたり
幸せを感じる。


冒険家・愛ずんそら。コーラルにニタニタするずんちゃんが戸川君再びで嬉しかわいい。
この場では期待の新人・若翔りつに気を取られ、もんちの美声に気を取られ、
サラマンダーを思い出して気を取られ、ストーリーに気が回らず。
しかし、ようやくBDで確認し、コーラルの怒りポイントである愛ちゃんにのセクハラに気が付いた。怒られた時の愛ちゃんの「なんでだよ~?」が地味にツボる。


続いて昨年末と2月にどこかで見たような男役デュエット。
稲葉先生のおなじみになるのだろうか?とはいえ、雪と宙では雰囲気が全く違うので楽しめる。
ラスプーチン信者の美声で始まり、聖闘士星矢の雑兵的な若者たちが銀橋を横断したのち、真風氏がエアロビで登場。そしてまぁ様が現れる。
まぁ様のしなやかさと真風氏の男くささが対比でき、同じ振り付けでも演者によって
雰囲気が変わるのが面白い。
大劇場ではやっていた、みんなびっくり・まぁ様大回転。いいね。あたいも上背と腕力があったら、まぁ様回転させてみたいわ。
しかしながら、その危険さゆえに、大劇場前楽からなくなった模様。
超アクロバティックだった。あれを見られただけでも、ムラ遠征して正解だ!



つづく 明日は千秋楽…