copepodaのブログ

観劇、スカステ、DVDなどの感想をつづる。

花組:ME AND MY GIRL(酷評)②

2013年以前に2回、友人に誘われて星と月を単発で見ている。


星は3本立てで今思えば初見向きの作品ではなかったけれど、劇は単純でおもしろく、日本舞踊はきれいで、ショーでは「きゃー羽本当に背負ってる!」で楽しかった。

月組「ベルサイユのばら」では睡魔と闘いながら、アンドレが出てくるたびに「あの人めっちゃいいわぁ」と感じたことをよく覚えている。

みりお君に当時あった包容力はどこに消えたのだろうか。

ベルばらの酷さの中、アンドレが出てるしっかり見なきゃと思わせたスター性はどこに落としてきたのだろうか。


他でも結構言われているけれど、そろそろ再演もの、しかも新人公演や本公演で関わったことのある脚本から離れないと、どんどん特徴のない役者になっていってしまう気がする。

過去作品のイメージを崩さないように気をつけなきゃ!みたいな気を使ってそうだし。


あとね、ちぎさんもだけど、いい加減肉つけてくれ。

ちゃんと食事していくれ。

特に花乃さんは骨格がしっかりしているので、みりお君に合わせてたら拒食症になってしまう。


花乃さんといえば、今回も「カリスタ」と同じような役で同じキャラだったなぁ。


≪余談≫

いつだかのカフェブレイク特別編に、みりお君・花乃・ききちゃんが出ていたことがある。


他の組でもトップとトップ娘が二人の世界で二番手が無視される、ような演出はよくあるけれど、96期の問題写真からくる先入観は否めないが、キキちゃんいじめにしか見えなかった。


月組は今人事のせいで龍・ちゃぴの間が不自然になってしまっているけれど、もともとのコンビ感が好きだった。二番手が決まっていなかったので、上記のような演出がなかったのかもしれない。


雪組トリデンテといいつつ、ゆうみちゃんがだいもんのことをちょっと忘れかけてるけれど気にならない。3人が仲良さそうだから。お互いちゃんと信頼関係があることが分かるから。なかったとしてもカバーできる演技力があるということだから。


宙組はびったりくっついている、みりおんとまぁ様の間を「ようようようようよう、いちゃついてんじゃねぇぜ!」「ちょっとー邪魔なんですけど!通りますよ!」という感じで割って入れる真風が想像できる。睨み付けるみりおんまで。


星組はそういった感じはしないけれど、お互いに尊重し合って短い期間で高め合おわねばならぬ!という気概が感じ取れる。



完全に人事のせいではあるけれど、相性が悪いのを隠すために大切な二番手をいじめるような演出は控えていただきたい。

合わないなら合わないなりに、お見合いで気まずい二人とその仲人的な感じで、二番手が架け橋でもいいんじゃないだろうか?


ま、何が言いたいかというと、

月組のままでよかったんじゃね?

なんで花組にしたの?

花組って過去作品観るともっと、ジゴロ風のお色気兄さん集団じゃないの?

順当に月組で、みりお君、たまきちの並びよさそうなんですけど。


本人の都合もあるからただの願望だし退団してすけど、花組はまっつさんがトップだったらよかったな、と。