copepodaのブログ

観劇、スカステ、DVDなどの感想をつづる。

宙組:王妃の館/VIVA FESTA!②

今回は非常に色彩豊かな劇にショーである。
まぁ様があまりにも普通にドピンクラメのスーツ着ているから、紫のスーツくらいなら全然問題なく着られる気がしてくる今日この頃。
普段着と同じ形をした異彩を着こなす美人の群れ。
不思議な舞台である。


冒頭のエクソシスト北白川。
まぁ様の腕の長さがなければできない役柄なのだと実感。
あの素晴らしいスタイルにマッチした薄気味悪さ。完璧だ。


銀橋を渡るみりおんを目の前で見て、この人もなんて美しいの!
元々好きな顔立ちの娘役で、聞き取りやすい声で歌の伸びが素晴らしくて、
スカートさばきがキレイで言うことないんだけど、間近で見ると本当に
作りが繊細(に見える)。
実際には筋肉の塊なんだろうけど、非常に儚げな体つきに見えるその所作、振舞。
素晴らしい。


今回気になった下級生は鷹翔 千空氏。
場面の切り替わりでよくある、男女同人数で街の若者と娘みたいな群舞の時、
すでに貫禄が見られる落ち着きっぷり。
きっと上級生の中に入ったら初々しいんだろうけど、若手の中では自然と生まれるボスになりそうな予感。
新人公演ではルイ14世らしいので、あながち間違えてはいまい。


せーこさんの酔っ払いがステキ。
この人毎回毎回、なんか持っていくよね。間の取り方とか空気感とか、
セリフを行ったりリアクションしたりするときのタイミングが良くて、
一番印象に残るところに色々と落としてくるから、目が離せない。


続く